flower border
カテゴリ  最新記事  コメント  発売予定表


レンドフルール 感想

Category乙女ゲー感想
END数が異様に多くて、しかもあんまあっても意味ないようなENDがほとんどなんですけど、一番楽しかったのはエンドリストを埋める事だったかもしれないですw
ここでこうしたら埋まるかなー?とか考えながら埋めていくのが楽しかったです。

そしてラヴィールというシステムも私は好きでした。
というかこの話普通に読み進めるだけだったらかなり短く感じたんじゃないかと思います。
まぁこのシステムでも十分短く感じるんですけど。
プロローグから1章が共通で、2周目からは2章からはじめる事が出来ます。
けど2章も半分共通で、完全個別ルートは3章のみです。そしてこのゲームは3章で終わります。
なので2周目以降はかなり早く終わります。





ネタバレ以下ネタバレの含まれた感想となりますのでご注意ください。ネタバレ


とても難しいテーマの作品なのに個別ルートが短すぎるのではないかと思います。
特に一番最初にプレイしたレオンルート。
ヒロインはただの女神の器でしかなく、体を乗っ取られる運命だと判明するのが2章と3章の間にある幕間。
それから3章~終わりまでの間に体を乗っ取られるなんて嫌!皆殺して2人で生き残ろうじゃちょっと無理。
そういう結末になるならそれまでの間にもっとなんやかんやが無いとヴィオレットとレオンにドン引きするだけでしかない。
感動!とか切ないとか感じる間もなく2人にドン引きして終わってしまいました。
展開が急すぎる!あれじゃただのBADENDです。そう感じさせないための過程が欲しかった。



そしてギスランルートでは自分のためにどれだけの花人を犠牲にするつもりかと諭されて1人になりたいと言うヴィオレット。
反省するのかなーと思いきや、私達の想いは?って怖すぎる!!
自分の気持ちが一番大切で他人の命はどうでもいいかのかと思うとホント怖い。こんなヒロインはじめて。
でもギスランは凄く好きです。


ルイルートとオルフェルートが比較的他人に優しいルートだと思います。
オルフェは本当に良い子でユベール服従ルートで枯れるときの言葉にちょっと切なくなりました。
けどユベールルートではヴィオレットの恋愛脳にも慣れたしその理由も分かったので普通に壊れたヴィオレットがユベールを追い詰めていくのを楽しく眺めてましたw




なんかなんて言っていいのか良く分からないゲームでした。
でもこれでイラストが薄葉カゲローさんじゃなくていつものオトメイトさんの読み進めるだけのゲームだったらクソゲーって言ってたかもしれません。
けどキャラクターがみんな好きで、薄葉カゲローさんの絵と話の雰囲気が凄く合ってるんですよね……。ほんと勿体ない。
とりあえずFDが欲しいですw



関連記事
最終更新日2017-05-13