―イントロダクション―
相澤舜は内気で大人しい性格。そして、霊感が強い。
「見えないものが見える」という特殊な力を持っている。
舜は家族の愛を知らずに育った。
ある事件が家族の絆を引き裂いてしまったのである。
16年前に起きたひとつの誘拐事件。
舜は第二の人格「シュン」を生み出してしまった。
不安定な精神をもう抑えることは出来ない。他に逃れる術はなかった。
舜は今、名門私立の男子校に通っている。
ある日、校内の森の中で一人の生徒の死体が発見された。
花に埋もれていた少年。額には傷。文字が切り刻まれているようだ。
この奇妙な事件が全ての始まり。
それとも終焉なのだろうか。
「本当はもう壊れてる」
目が覚めると僕は涙を流していることに気がついた。
自分のために泣いたのか?
それとも死んでしまった君のため?
【概要】
人気BL漫画家・内田一菜先生によるサイコサスペンスADVです。
CGやカットインなどを用いた臨場感のある演出が印象的。
シーンによってキャラクターの視点が切り替わる手法も採用されています。
ルートは過去の誘拐事件・殺人事件・心霊的な内容の3つに分かれます。
・過去の誘拐事件ルート
16年前に起きた誘拐事件に、主人公・舜と親友・真琴が立ち向かうお話。
二人の「美しい」友情がメインに描かれています。
・殺人事件ルート
学園で起きた殺人事件の真相を追うお話。
・心霊ルート
上記2つルートと比べるとオマケ要素の強いルート。
ホラーテイストが強いです。
キャラクターの個別ENDはありません。
通るルートによってはBLの雰囲気が充満した内容になります。(いぇいっ!)
※直接的な描写はなし。
しかし「何かがあった」と感じるCGやセリフがいっぱいあります。(いぇいっ!いぇーい!!)
どのシナリオをクリアしても物語の「完全な解決」にはなりません。
数多くの謎を残したままのエンディングがほとんどです。
物語の真相を知るためにも、おまけシナリオは必読。
(全てのエンディングを見た後にオープンします。)
CGは160枚(差分含まず)。エンディングは13種類。
クリア後のおまけは、エンディングリスト・CG鑑賞・音楽鑑賞・シーン鑑賞
キャラ紹介・スタッフコメントと豊富。
特にキャラクター紹介はゲームをクリアするごとに情報が追加されて良かったです。
全てのエンディングを見届け、物語は全て解決…と言いたいところ。
しかし、「invisible
sign -イス-」の世界にはまだ解決していない問題が残っています。
舜や真琴たちのその後の物語を知りたい人は「invisible
sign -イス- 眠れる森」へ進むべし。
PCゲームとしては全年齢ゲームです。
しかし、表現は18歳以上推奨ラインのゲーム(家庭用ゲーム機の基準の場合)にあたります。
ホラーの面でもBLの面でも。
怖いのや過剰なフレンドシップが苦手な方はご注意下さい。あいあいや〜。
【システム】 |
【クリア後のおまけ】 |
画面設定(ウィンドウorフルスクリーン) BGM・クリック音・ボイス・SE音量調節 文字速度設定 オートモード(速度設定可) メッセージスキップ(既読のみ) バックログ セーブ数:35個 (データ保護・コメント機能付) ディスクレスプレイ不可 |
エンディングリスト シーン回想 音楽鑑賞 CG鑑賞 キャラクター紹介 スタッフコメント |
2011/5/8