剣が君 感想
容量が多い事もあってボリュームもたっぷりです。
システムはいつものRejetさん。
未読部分も飛ばしてくれちゃう使えないジャンプモード搭載。
いつになったら改善してくれるんだろう……。
今回は普通にキャラクターのエンドを迎えるとシーン回収が埋まるのでコンプするのが楽でした。
共通ルートも個別ルートも長めなので出会いから、お互いが惹かれあって両想いになる過程がとても丁寧に書かれています。
最初何とも思っていない所から始まって、ちょっとずつ惹かれてるなーとか、気持ちは伝えて無いけどお互いかなり好き合ってる!とか、気持ちが伝わって来てプレイしててとても楽しかったです。
個別ルートに入ってからはどのキャラクターも魅力たっぷりに描かれていて、共通ルートではちっとも琴線に触れなかったキャラクターが個別ルートをプレイした後では大好きになりました。
最初気になるキャラクターは実彰のみだったんですが今では皆大好きです。
そしてエンディングもとても良かったです。
幸せな終わり方ばかりではないんですが、どのエンドも心に響きました。
それからゲーム本編とは全く関係無いんですが、OPムービーがとても素敵でOPだけ何度もリピートしてました。
ちょっとCD欲しいなーって思ってます。

九十九丸
もう死んでるって事が分かってからいろんな事が腑に落ちました。色が凄く白いのも、体が冷たいとか言われていたのも死んでたからなんだー!!って。
嫌に青白いですよね!
そのこともあって九十九丸のエンドは結構つらいのが多かったですね。
螢
まさかのツンデレキャラでした。ルートに入ってデレた時の衝撃と来たらもう。凄く可愛いんですよ!!
螢もまた外見に正体のヒントがあるキャラだったんですね。
鬼だから耳がとんがってたのかΣ(-`ω´-;)
螢の良い所は香夜の父親の事も思いやり大切にしてくれる所だと思います。
結婚する為に何度も父親の元へ通ったり、無理難題を突き付けられてもそれを受け入れ挑む所、すごく素敵だなーって思いながらプレイしてました。
鬼ということで理不尽な目や辛い目に遭ってきているのでこんなに大人で人のことを思いやれるんでしょうね。
個別ルートに入るまでは感情の起伏が激しいし不器用な子供っぽい人だと思っていました。
どんな時でも香夜の事を考えて行動していたのでとても幸せなルートでした。
プレイ後では一番好きなキャラです。
黒羽実彰
見た目は一番好み!という事で初回に攻略しました。縁にむっつりだなんて言われてましたが、そういえば螢ルートで服を着て無い香夜に遭遇したりしてましたよね。心の中でラッキーって思ってたら面白かったのに。
他のキャラクター達が喜怒哀楽を表に出し過ぎている分、感情表現が乏しく感ていたところの縁のむっつり発言だったものですから余計に面白く感じました。
だってずっと冷静で一人飄々としていた実彰が実はむっつりで頭の中は邪念でいっぱいだったりしたら面白い。
縁
二回り年上の女の人ってこの時代だったら母親より年上の可能性が高いですよね。それは縁でなくても嫌だと思う。
でもこの時代の立場のある人って皆そうだったんですよね。
正妻は政略結婚で好きな人は側室にすれば良い。みたいな
だけど縁は香夜の事を側室にしようとかちっとも考えていなくて良かったです。
鷺原左京
綺麗な顔して凄く怖かったです。見た目は香夜より綺麗だと思うんですけどね。
過去に鬼に家族を殺されていて鬼を恨んでいます。
攻略キャラはみんな過去に色々とあって、それをずっと抱えて生きてきているんですが左京は誰よりも一番過去に捕らわれているんじゃないかと。
でもその分幸せなエンドを迎えた時は本当に良かったね!って思えるんですが。
鈴懸
鈴懸はこのキャラきっと私無理なキャラだ。って思って鈴懸だけ放置して他のゲーム始めようと思ったんですが、あと一人だけだしフルコンプしちゃおう!って気力で攻略を始めたんです。そしたらルートに入ったら凄くはまってしまいました。ずーっと鈴懸可愛い、鈴懸可愛い、って思いながらプレイしてました。
そしてマダラとハチモクがまた良いんです。
まるで鈴懸の親みたいに、慰めたり、発破をかけたりして、とても大切にしてるんです。
ルートによっては二人がずっと一緒には居られないし、もう鈴懸はちゃんとやっていけるって言ってお別れするんですが、鈴懸もそれを受け入れるんです。
それがまた親子みたいで。鈴懸の巣立ちの時が来たのね…って思いながらプレイしてました。
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